はじめまして、ダンジョンマップを担当致しました梶原です。
今日は、背景のなかでもあまり人気のない(?!)と思われるダンジョンのお話です。
「ヴェスペリア」の開発にあたって、いくつか気をつけたことはありますが、歩き出しのカメラアングルには、特に気をつけているつもりです。
ダンジョンにはゲーム性が求められるので、どうしても「歩きやすさ」や「しかけ攻略」を第一にしたカメラをつけざるを得ないんですが、「ヴェスペリア」では、1ダンジョンに何ヶ所かは、遠くまで見渡せるようなカメラアングルになるように調整しています。
これには、「絵的な見栄えの良さ」と「ダンジョンの構造を把握してもらうこと」の両方の意図がありますが、ただ単に、『きれいだなー』とか『でかいなー』とか思ってもらえる場所がたくさんあった方が楽しいかなと思ったからです。
Xbox 360は描画処理能力が高いので、かなり遠くの背景まで画面におさめることができています。
逆に、作業量としてはなかなか厳しいものとなっているわけですが、プレイして下さるみなさまに、少しでも楽しんで頂ければその努力も報われるというものです!
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