こんにちは、バトル担当の穴吹です。
暑いですね。
新宿にあるお店のカキ氷が美味しいらしいので週末にでも食べに行こうか思います。
それはそうと最近、雑誌や販促チラシ、PVやCMなどいろんなプロモーション展開でユーリたちを見かけます。
「こいつにどれだけ苦労させられたか……」と感傷に浸ったり「このキャラやっぱかっこいいなー」と改めて思ってみたりしますが自分の中で一番大きいのは「頑張って来い!」という親のような気持ちです。
もうすぐ発売です!
今回は、バトルを作っていく際に中心に見据えたフェイタルストライク(以下FS)と合成についてお話しようかと思います。
私が一番こだわった点でもあります。
FSは既に公開されているとおり特定条件がそろったときにボタンを押すと敵を一撃で倒すというシステムです。
特定の条件というは、敵を浮かせたり、ダウンさせたりというものでコンボをつなげたり、後ろから攻撃したりすることで条件がそろいやすくなります。
またFSは3種類あり、種類によって条件も変わってきますし決めたときにもらえるボーナスも変わります。
なので戦闘時にどうFSを狙っていくかでコンボの組み合わせが変わってきます。
これは「プレイする人によって戦い方が変わるように」という狙いがあります。
前回、スキルの話をした際にも触れましたが、ヴェスペリアのバトルは一貫して「プレイヤーによって遊び方が変わる」という部分を意識しています。
FSの演出については最後まで悩みました。
決めたときにスカッと爽快!という感じを出したくて、直前にブラー(残像処理)を入れたり撃破した際に専用のエフェクトやSEを入れたりしてやっと形になりました。
また上述した想いの他に「シナリオに依存しないで繰り返し戦闘をしてほしい」という狙いがありました。
RPGというゲームの性質上、シナリオがメインでありもちろん戦闘もシナリオを盛り上げる手段の一つとなります。
ただ、シナリオにとらわれず、戦闘を何回も遊んでほしいという想いから合成を取り入れました。
戦闘で倒した敵から素材をゲットし、合成で武器を作って武器からスキルを入手する。
この流れを入れることで、プレイヤーは目当ての武器(スキル)をゲットするためにいろんな場所で戦闘を繰り返すことになります。
またFSで敵を倒すことにより、そのボーナスとして素材のドロップ率があがったりスキルを習得するためのSPがアップしたりします。
こういうシステム同士のリンクも、今回意識しました。
これだけいろいろ語りましたが、実際は小難しいことは考えないでタイミングよくボタンを押すだけでFSは決まりますし、普通に戦闘をやってたら、ある程度素材が集まって合成でスキルが手に入ります。
買って頂いた方には、ただ純粋にヴェスペリアを楽しんで頂けたらと思います。
そしてみなさんの「この夏の一本!」になれば幸いです。
発売まであとわずか!ご期待下さい!
それではまた!
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