皆様

こんにちわ。
サードでございます。
ご機嫌いかがですか？

「4月も半ばでございますね。
　新生活が始まった方も、新しい環境に随分と慣れてきたことかと思います。
　ただ、油断は大敵でございますよ！
　セブンもゼロワンも同様です」
「うむ。しかし、私は新生活ではないが…」
「少なくとも、俺はいつもどおりだ
 　というか、俺はお前らとは違うからな、そんなこと関係ない」
「な、！サード、ゼロワンの奴あんなことを言っているぞ」

「あ、桐原様、その書類はあちらに置いておいてください」

「桐原のことをしっかりサポートしている」
「やはり、サードだな」
「恐縮です。
　話を元にもどさせていただきますが、
　慣れてきた今だからこそ、より気を引き締めて…」

「桐原様、どこに行かれるのですか？
　もうすぐ美作様と任務の打ち合わせが」

「サード、気を引き締めて、頑張るのはいいが、
　そんなに頑張りすぎると…」
「何を言っているのです！
　より気を引き締めていかなければなりませんよ！」

「あっ！桐原様、そこでのタコヤキは禁止と…」

桐原
「サード。リトラクトフォーム！」
「あっ…」

「やっぱり」
「だな」

「気を引き締めることは確かに重要だ。
　しかし、程ほどが一番な時もある」
「そうだな。全力をだすことは重要だが、
　それがベストな結果を出すとは限らないこともあるからな」
「うむ。特に、コミュニケーションはそうなのかもしれないな」
「人間…奥が深い…」
「めずらしく意見が一致したな」
「あぁ」