セブン

「ご無沙汰だったな、皆は元気か？

この前の休日、ケイタのひとりカラオケに7時間もつき合わされたのだが、
よくもまぁ人間というものは、長時間ひとりで歌を歌えるものだな、
と思っていたら、いつの間にかゼロワンまで参戦していた。

言うまでもないが、ゼロワンは全ての歌を「るるる」で歌い通していた。

二人が夢中になっているスキに部屋を抜け出してくることができたのだが、

部屋の前で、偶然にもある人物に出くわしてしまった。

その人物にその後、別の部屋でさらに7時間、ひとりカラオケに付き合わされる
ハメになってしまったのだ。
合計で14時間。
しかも私は1曲も歌わせてもらえなかった。」

 

サード

「誰です？そのお方とは」

セブン

「なっ、いたのかサード。」

 
サード
「教えてくださいよ！」

セブン

「私はその人物に口止めされているから、口が裂けても言うことはできない！」

サード

「いいじゃないですか？教えてくださいよ。セブン！」

セブン

「ダメだ！」

サード

「桐原様と麻野様は私と居酒屋捜査官で食事をしていましたし、

水戸博士と支倉様達、開発部のメンバーは、

全員でボーリングに行っていたと言っておりました。

もしかして・・・」

美作

「サード、リトラクトフォーム！」

サード

「絶対　に言　いま　せん　から 　・　・　・」