
サード
「みなさん、いかがお過ごしですか?
サードでございます。
お寒うございますねぇ。
我々フォンブレイバーは最新鋭のケータイ型ロボットですので、寒さは感じませんが、精密機械ゆえに、やはり極度の寒さは故障の原因になりかねません。
そのために常日頃から開発部のメンバーの方々には大変お世話になっているのでございますが、女性陣の服装はもう少しどうにかなりませんでしょうか?
冬なのにミニスカートやキャミソールワンピースですよ!」
睦月
「いいじゃん、だって冬でもオシャレしたいもん!
それに、アンダーアンカーの中は冷暖房完備で一年中同じ温度に設定して管理されてあるから季節とかあまり関係ないのよね!」
さやか
「そうそう、こんな地下にいるからこそ逆にオシャレするのよ!仕事だけ人間になってオシャレをわすれるようじゃ、女失格よ!ね、真由子!」
真由子
「そ、そうかな、私は仕事好きだし、どっちかっていうと私オシャレにまったく興味ないのよね!」
ケイタ
「そうなんですか?
それにしてはいつも一番胸元あいている服着てますよね!
真由子さんが一番目のやり場に困るんですよ!」
真由子
「えぇーーーー! ケイちゃん!いつも私の胸見てたの?
キャーーーー!
瞳子
「えっ、なに?なに? 痴漢?
キャーーーーーー!
チ・カ・ン・よ!
桐原
「どうした! 何があった?」
サード
「いや、なんでもありません。
ただ、網島様が真由子さんの胸・・」
瞳子
「えっ、ケイちゃんが、真由子の胸触ったって・・
キャーーー!」
ケイタ
「そんなことしてませんよ!」
桐原
「網島、よりによって麻野か?」
瞳子
「よりによってってなによ!
あっ、でもケイちゃん、年頃だもんね。
そうか、私達みたいなきれいなお姉さんがいつも一緒にいるんだから、
そりゃぁ、鼻血もだすわよね。」
ケイタ
「鼻血もでてません。」
瞳子
「わかったわ♡
いいわよケイちゃん。ちょっとだけなら・・。」
桐原
「いいのか、麻野?」
ケイタ
「何言ってるんすか! ふざけないでくださいよ!」
瞳子
「冗談よ、冗談! さわらせるわけないでしょ!」
ケイタ
「さわりませんよ!」
桐原
「なんだ、冗談か・・」
サード
「網島様、これはいっぱいくわされましたね!
あれ、桐原様、どうかされましたか?
お顔が真っ赤ですよ!」
桐原
「サード、 リトラクトフォーム!」
サード
「私なんかしましたっけ・・・???」 |