諸君。私だ。
「すいーつ」と言うものがあるらしいな。
開発部がいつも食べているケーキや色々な甘い物の総称らしい。
そのような情報がない私は、「セブン。おやじだね」と言われた。
しかし、当然ケイタがそのことを知っているわけもない。
ケイタと私は日々共に行動しているのだからな。

ケイタ「知ってるよ。ていうか、セブン知らなかったの!」
「なっ!知ってるのか!」
ケイタ「常識だろ。ね〜、瞳子さん」
瞳子 「あたりまえよ!私たち女の子の大好物だもん!」
「私だけ・・・」
瞳子 「えっ!セブン知らないの!フォンブレイバーなのに!」
「フォンブレイバー、関係ない!」
瞳子 「どもっちゃってるし」
ケイタ「別にいいじゃん。知らなくっても」
水戸 「どうした?お前達、もりあがってるな」
「水戸博士、すいーつを知っているか?」
瞳子 「セブン、知らなかったんだって」
水戸 「あれだろ、うちの連中がしょっちゅう食ってる
甘い奴のことだろ」
「水戸博士も知っているのか!
年齢的におやじすら超えているのに!」
水戸 「年は関係ないだろ」
「あ、桐原、お前なら」
桐原 「何だ。セブン。俺は忙しいんだ」
「すいーつを知っているか!」
「桐原様の家の冷蔵庫に入ってますよ。色々と」
桐原 「サード!余計なことは言うな!」
ケイタ「・・・タコ焼き以外も食べるんじゃん」
瞳子 「なんか、似合わないよね」
桐原 「網島!麻野!何か文句あるのか!」
「・・・桐原までも。やはり常識なのか・・・」
「るるる〜♪知らないからなんなのだ。
知ることに意味があるのだ、恥じることはない!」
「ゼロワン。そのとおりだな」
「ただ、俺も知っていたがな」
「なっ!」 |