「セブン。今大丈夫ですか?」
「なんだ。忙しいのだ!」
「え〜、広報として、イベントの情報を皆様に提供したいと思うのですが…」
「そうか」
「何か、伝えられることはございますか?」
「ひみつだ」
「えっ?私にも教えてくれないのですか?」
「うむ」
「それでは、広報の勤めがはたせないではないですか?」
「そんなことは知らん。私は準備が忙しいのだ」
「何の準備をしているのですか?」
「イベント」
「イベントの何の準備ですか?」
「ひみつ」
「…らちが明かないですね」
「おいセブン」
「何だゼロワン」
「ちょっといいものを見つけたのだ」
「なんだ?」
「ちょっと耳を貸せ…」
「そ、それはすごいな」
「とりあえず、見に行くぞ。ついて来い」
「わかった」
「セブンとゼロワン…何を企んでいるのでしょう?
それより、ゼロワンもノリノリですね」
「セブンと私が始めたイベントの準備なのですが…」
「ま、いいです。あとで、聞いておきますし、
私は桐原様と通常の捜査もしなければなりません」
「セブンがイベントに夢中になりすぎて、任務達成率が激減しておりますが、
イベントということで大目に見てもらっているようです」
「が、セブンがこの様な状態なので、
網島様の給料はまったく上がる気配がございません。
ま〜、高校生ですし、セブンが財布を握っているようなので、
いいのではないでしょうか?」
「さて、いよいよ明日よりチケットの発売でございます。
皆様が楽しめるように、我々も懸命にがんばっております。
何卒、よろしくお願いいたします」
「チケット購入の詳細は『イベント情報・その3』にございますので、
後確認くださいませ」
「皆様が満足できるよう、命一杯がんばっておりますので、
なにとぞ、よろしくお願いいたします!」
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