皆様、こんにちわ。
前回のあらすじでございす。
網島様に「自分のことをもっと大事に扱え」と、
多数の細かい要望を言ったセブンなのですが、
網島様に逆に怒られてしまいました。
バディとの関係の悪化を心配するセブン
悩めるセブンの前にゼロワンが通りかかったのでした。
______________________________________
「どうしたセブン」
「あ、ゼロワンか・・・」
「何を考えている」
「この間の話をケイタにしたのだが、その結果ケイタが怒ってしまった。
このままの関係が続けば、このままでは任務に支障をきたしてしまう。
どうしたものか…」
「お前は、どのように話をしたのだ?」
「え~っと」
「どうせ、私の安全は君が確保しなければならない。
それはバディとしてエージェントとして最優先事項だとでも言ったのだろう」
「うむ」
「危険な状況ではもっと迅速な行動をしなければならない。
あと、私の充電は常に注意を払うのだとか言ったのだろう」
「そうだが」
「あげくに、もっと丁寧に扱わなければならないと言ったんだな」
「そ、そうだが、何故わかる」
「ふっ、お前が言いそうなことだ」
「・・・」
「やはり、網島ケイタではなく、お前自身がバディ失格だ」
「なっ!なんだと!」
「網島ケイタがエージェントとして未熟なことはわかっているはずだ」
「うむ」
「ならば、お前が望むものなど、すぐに叶うはずはないだろう」
「そうかもしれないが、注意することは必要ではないか」
「網島ケイタは未熟なりにお前の要望に常に応え続けているではないか!」
「なっ」
「俺とお前がサーバールームで戦った時、
お前の危機に身体をはって守っていたのは誰だ!
お前を助けるために、傷つきながらも必死になったこともあるだろう!」
「そうだった」
「そんな網島ケイタの行動をお前は忘れ、ただ注意しただけだ。
自分の都合の良いようにするためにな」
「網島ケイタはいつもお前のことを考えている。
確かに未熟で足りないところはあるだろう。
しかし、誰よりもお前のことを考えているはずだ。
それがわかっていないお前はバディ失格だ。
相手の欠点を補うのがバディなら、
お前も網島ケイタのバディとして要望する前にすることがあるはずだ。
そんなことも理解していないお前は、やはりバディ失格だ」
「・・・正論過ぎて、何も言えない」
「当たり前だ。お前とは違う」
「しかし、ケイタと私がひどい目に遭うのは、ほぼお前の仕業ではないか!」
「・・・」
「なんだ、何か反論でもあるのか!」
「8月12日、
『ケータイ捜査官~rare metal hearts~そんなアナタが好きだから』
が発売される。WEBで配信中の4コマ漫画だ。
初回限定版も出る。限定版の内容は・・・時期がきたらな。
買わない奴は圏外だ!」
「告知ではないか!」
「大事なことだ」
「確かに大事だが・・・私の話と全然関係ないではないか!」
「るるる~♪」
「コラ!逃げるなゼロワン!」
|