「セブンだ」
「ワールドカップと言う国際的なスポーツのイベントが近づいて いるらしいな」
「なんでも、サッカーと言う競技は世界一競技人口が多いらしい。
巷では大分盛り上がっている様だ」
「アンダーアンカーのスタッフ達も、
仕事の合間に盛り上がっては美作に怒られている」
「しかしながら、ケイタは興味がないようだ。」
「…ホントに興味がないのだろうか?
そういうフリをしているだけなのではないだろうか?
本当は楽しみたいはずなのに、何かあるのでは…
う〜む。
ひょっとしてサッカーという競技を知らないのか?」
「それはない。お前はバディ失格だな」
「なんだと!」
「網島ケイタはお前のバディ」
「そうだが」
「お前は網島ケイタのバディではないのか?」
「そうだと言っているではないか!」
「お前はそのバディから様々なことを経験し、学んだのではないか?」
「うむ」
「ならば、なぜ、お前はサッカーの楽しみをバディに教えようとしないのだ?」
「…」
「やはり、お前はバディ失格なのだ」
「そうか!私が、教えればよいのだな」
「やっとわかったか。バカセブン」
「たまにはいいことを言うな。ゼロワン」
「だがバカセブンは余計だ!」
「たまにはが余計だ!」
「お〜い!ケイタ〜。私とサッカーをしよう!
そうすれば、きっと君もサッカーの楽しさを理解するぞ」
「…あいつ、どうやってサッカーをする気だ。
我々には大きすぎるぞ。ボールが。
…バカセブン」
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