―4月19日火曜日―
特に何もない、平和な一日だった。

「サード。コレが何かわかるか?」
「いいえ、なんですか?」
「ケイタの日報だ。・・・はぁ〜」
「いいじゃないですか。平和な一日、何よりではないですか。
よいことでございます」
「じゃ〜、その前の日の物を読むぞ」
―4月18日月曜日―
昨日と同じ、平和だった。
「…い、いいことじゃないですか。平和なのですから。
それに、事件があった日さすがにしっかりと記述されているのでしょ」
「え〜っと、ゼロワンとサーバールームで出会った時のがあったな」
今日は出動があった。
セブンが黒い携帯電話(ゼロワン)に負けそうになって、
俺が怪我をした。
すごく痛かった
「…」
水戸「お前ら何読んでるんだ?」
「ケイタの日報だ。中身がなさ過ぎる」
水戸「どれどれ、そうか。やはり、デモリッションは危険なんだな」
真由子「あたりまえです!」
水戸「かっこいいのに」
真由子「ご隠居!そういうもんだいじゃありません!」
「…普通に受け取られるのも考え物だな」
「でも、ちゃんと、最低限の情報はつたわってるということですし」
水戸「網島だし、こんなもんだろ。いいんじゃない」
「は〜、私のバディ…」
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