諸君
3連休だな。
私はメンテナンスのために本部にいるのだが、
ケイタは何をしているのだろう?

よし、私の代わりの携帯電話に連絡をしてみるか。
ケイタ「もしもし」
「私だ」
ケイタ「セブン。ど〜した?」
「い、いや別に。特に何もないのだが、今どこにいるのだ?」
ケイタ「外。メンテナンスしてるんじゃないの?」
「それは終わったのだが」
ケイタ「そっか。そんじゃ、帰りに取りに行く。じゃ。」
「あ、ケイタ!」
切れてしまった。
「セブン。どうしたのです?困った顔をして」
「サード、困った」
「どうしたのです?」
「ケイタが何をしているのか気になって連絡をしたのだが・・・
聞く前に切られてしまった」
「そうですか。それは困りましたね〜」
麻野「セブン。メンテナンス終わったの?」
「おぉ、麻野。丁度良いところに来た」
麻野「どうしたの」
「網島様が今日の休み、何をしているのかがわからないのです」
「うむ。今日は雪なのに外にいるらしい」
麻野「雪が降っているのに外出って、ケイちゃんらしくないわね」
「・・・どういうイメージをもっているのだ」
麻野「えっ、いや、ちょ〜っと普通の子よりアクティブじゃないっていうか〜」
「侮辱しているのか?」
「ま〜ま〜セブン。落ち着いて、今日は外出してらっしゃるではありませんか」
「うむ、誰とあっているのか、私にもわからんのが不安だがな」
麻野「雪なのに外出って大事な用事よね。きっと」
「今日、事前に誰かと会う約束があったのでは?」
麻野「まさか!デート?!」
「早とちりもはなはだしいぞ!」
麻野「だって、雪なのに外にでるのよ!ケイちゃんが!」
「また、侮辱か!」
「まぁ、あの年頃ですからね〜。全然ありえる話かと」
「そうなのか?!」
麻野「ケイちゃん、恥ずかしくってセブンにも言えないのね」
「そうかもしれませんね」
麻野「でも、ケイちゃん!私がいなからなんなのよ!」
「お前はケイタの何者だ!」
麻野「バレンタインに手作りチョコをあげようと思ったけどあげない!」
 「それはなにより」
麻野「何よ!」
 「いや、別に」
「で、ケイタは何をしているのだ・・・」
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