カレンダー
2009年08月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
前月 次月

新着記事
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」第4巻発売!
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」緊急告知!
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」最終回!
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」銃口のその先に…
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」デッドリミットまであと45分!
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」第3巻発売!
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」因縁の戦場
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」交錯する光条!
「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081−水天の涙−」ア・バオア・クー戦!
「機動戦士ガンダム戦記 PlayStation®3 the Best」

カテゴリー
関連情報
制作日記
アッガイぶらり旅
ミッション攻略
オンラインプレイ特集
ディレクター浪川の開発こぼれ話
ダウンロードコンテンツ配信情報
アッガイの小ネタアドバイス
マオとフィリーネのカスタマイズ情報
デモパート制作こぼれ話

過去の記事
記事がありません。

ケータイブログ


角川書店ガンダム公式サイト:ガンダムベース
ASCII.jp × 機動戦士ガンダム戦記
ガンダムクロニクルバトライン


公式サイトが更新されました!
[制作日記] / [2009-08-27 21:21:39]
公式サイトが更新されました!
ゲーム紹介コーナーにはゲームのプレイモードの解説を中心に、
モビルスーツコーナーには「連邦の白い悪魔」ガンダムなどの一連の
ガンダムシリーズと、「赤い彗星」シャア・ザクが追加されています!

http://ps3-gundam.net/

今回追加されたモビルスーツ達の特長は、「改修パーツ」という特殊なパーツを使うことで
新たな機体に生まれ変わるモビルスーツだということです。
ここで紹介した以外にもこのような方法で入手できる機体がありますので
ぜひ覚えておいてください。

例えば、「RX-78-1 プロトタイプガンダム」に改修パーツ
「テム・レイDISC」を使うことで、「RX-78-2 ガンダム」に
機体が変化します。



さらにその「RX-78-2 ガンダム」に「モスク・ハンDISC」を使うと、
「RX-78-3 G-3ガンダム」に



また、「RX-78-2 ガンダム」に「ガンダム用装甲」を使うと、
「FA-78-1 フルアーマーガンダム」に変化します。



このような改修パーツは「フリーミッション」を進めていったり、「オンライン」を
プレイすることで入手できたりするのでいろいろと探してみてください!

なお、こうした改修により機体を変化させると、変更前の状態には戻せなくなります。
なので、「プロトタイプガンダムも残しておきたい!」というときは、ポイントを
使って2機目を購入し、それを改修していくとよいでしょう。



モビルスーツのモデルとモーションについて
[制作日記] / [2009-08-27 15:50:01]
こんにちは。開発ディレクターの浪川です。

今回は「機動戦士ガンダム戦記」に登場するモビルスーツのモデル&
モーションに関する開発エピソードをご紹介したく思います。

たとえビームライフル1発で撃破される旧ザクであっても、デザイナーさん達は
愛情を注ぎ込み制作しております。この場を借りて、その一端でも感じて頂けたら
嬉しいです。

モデル制作を担当した綿引さんとモーション制作を担当した山本さんから、
制作上のこだわりや工夫した点について、コメントをお読みください。



1.モビルスーツのモデル制作について(モデルデザイナー:綿引)

モビルスーツのモデリングを行う際に苦労した点は多数ありますが、特にプロポー
ションの調整は試行錯誤の連続でした。原作のデザインやプラモデルの形状を忠実に
再現するとゲーム上で動かした時に不自然になってしまいます。しかし、ゲーム上
での扱いやすさを重視しすぎると、元のデザインの良さが失われてしまいます。
なんとか、この2つの要素を両立するために色々と工夫しました。特にドム系
MSのプロポーションは、かなり良く出来ていると思いますので、
じっくりと鑑賞して見てください。




あと、苦労した点がもう一つあります。それはMSの質感です。本作には本当に
たくさんのモビルスーツが登場するので、イフリート・ナハトのように暗い単色の
MSとガンダム7号機の様な真っ白で明るいMSが並んで画面に表示される様な
ことが頻繁に起こります。このような両極端な色調のMSが、どちらもカッコ良く
見え、同じ世界に存在しても画面が成立するように、何度も調整を繰り返しました。

また、MSの質感について、本作ではアニメで行うような演出的なハイライトを
ゲーム中で再現するという、特殊な試みを行っています。背景との馴染みを
良くするために抑えた表現になっていますが、ガンダム戦記独自のシェーダー※と
して面白い効果が出ています。
下の画像がシェーダーがOFFの状態(テクスチャー※のみの画像)です。



続いて、シェーダーがONになった状態です。独自シェーダーを当てる事で
質感が変化し、格好良さがアップしていると思います。




2.モビルスーツのモーション制作について(モーションデザイナー:山本)

モビルスーツのモーションを制作する際に「重量感を残しつつ躍動感を出す」と
いう点と「アニメ的な誇張表現を行う」という方針を設定しました。兵器として
の重さを表現しつつ、軽快な操作感を実現、さらにアニメの動きやポーズを
なるべく取り入れようという、贅沢かつわがままな試みです。この方針を実現する
ために、残業と休日出勤の毎日が続きました。まだまだ改善すべき点はありますが、
アニメの動きやポーズを取り入れるという点については、うまくいったと思います。

ギャンの動きは、テキサスコロニーでの戦いのポーズを参考にしました。
あまり動いていないポーズだけのカットを参考に脳内補完して動きをつけました。



アッガイの動きも凝って作りました。しゃがみポーズ、歩き、腕部メガ粒子砲の
構えに、アッガイらしさが感じられると思います。射撃から格闘、格闘から射撃へ
の切り替え時のモノアイの動き、ダウンから立ち上がる際のモノアイの動きにも、
こだわりと愛情を込めたので注意してご覧ください。





以上、デザイナーからのコメントでした。

ちなみにモーション担当の山本くんは、自らの肉体を実験台にMSのモーションを
研究していました。実際にギャンを真似て剣を構えたり、ガンダムっぽく銃を
構えたり、傍から見るとアホ丸出しでしたが、情熱を傾けて、ひたすら動きを
追求していました。

こんなスタッフのこだわりや情熱が皆さんに伝わり、
ゲームをより楽しんで頂けたらと思います。

※テクスチャー:3Dモデルの材質などを表現するために貼り付ける画像のこと。
※シェーダー:物体表面の凹凸や環境効果をテクスチャーに加える処理のこと。